声優界の大御所、高山みなみさん

高山みなみ」さんは声優界の大御所の一人です。

アニメ、特撮、吹き替え、ナレーション、ラジオナビゲーションなど、出演作を挙げたらきりがありません。

高くやわらかなトーンから、低く鋭い声音まで自由自在で、どんな役でも演じてしまう「真の声優」です。

 

代表作としてまず挙げたいのが「魔女の宅急便」です。

主人公のキキと画家のウルスラの一人二役を演じています。

 

彼女のすごいところは、「さりげなく雰囲気を変えられる」ところです。

キキとウルスラの声が同一人物であると知りながら聞けば確かにそうなのですが、何も知らずに鑑賞すると全く違和感がありません。思春期特有の感情の揺れを抱える主人公キキと、大人の余裕と頼もしさのにじみ出るウルスラという全く対照的な二人を見事に演じ切っています。

 

彼女の役作りの幅の広さには感服します。

「魔女の宅急便」では少女と若い女性を演じていますが、「忍たま乱太郎」の乱太郎や「ポケットモンスター」のヒロシなど少年役も数多くこなし、有名作「楽しいムーミン一家」の主人公ムーミンなど人間以外の役どころでも活躍中です。

 

また「名探偵コナン」の主人公江戸川コナン役では「見た目は子ども、頭脳は大人」というキャッチコピーを見事に踏まえた役作りをされています。

「魔女の宅急便」では二人の人物を演じておられますが、「コナン」では一人の人物でありながら「小学生の江戸川コナン」として話すシーンと「高校生の工藤新一」として話すシーンで、声音と口調が鮮やかに変わります。

このような複雑な役どころを演じきれる声優は、それほど多くありません。