切ないピアノ曲の最高峰「戦場のメリークリスマス」

切ないピアノ曲と聞いて、一番に思い浮かべるのはやはり、「戦場のメリークリスマス」だと思います。

大島渚監督で、坂本龍一さんやビートたけし、デビッド・ボウイが出演した、当時としては、かなり異色の戦争映画「戦場のメリークリスマス」のテーマソングにもなったので知らない人はいないんじゃないかというくらい、あまりにも有名な曲です。

切なさと悲しみの中にも、全てを包み込んでくれるような温かみがあるんですよね。

 

激しい戦いのあとの静けさのような、しんとした冷えた空気が漂う朝の情景が思い浮かびます。
荒れた大地に静かに降り注ぐ雪のような、優しいイントロがとても好きです。

そこからだんだんと音数が増えて、全てが浄化されていくような展開も素晴らしいと思います。

 

これほどまでに、映画と相まったテーマ曲を作られた坂本龍一さんは、やはりすごく才能を持っている方なんだなあと、この曲を耳にするたびに感心してしまいます。
作品に実際出演されているからこそ、ここまで作品にぴったりの曲を生み出されたのかもしれませんが。
作品を思い浮かべれば、同時に浮かぶほど、シンクロしている曲だと思います。

 

少し冷え込んでくると、この曲を聴きたくなってしまいますよね。
派手で、パーティ向けなどではけしてないし、お店のBGMという感じでもないけど、一人で、ゆっくりと静かに聴きたくなるピアノ曲だと思います。

 

戦場のメリークリスマス ライブ版